ボーイスカウト埼玉県連盟 川越第9団のご案内

 

 埼玉県のほぼ中央に位置した平野部に、蔵づくりの街並みが古き江戸の風情を漂わせ、

 九里四里うまい十三里と言われる「さつま芋」で有名な川越市があります。

 東上線の川越から一つ先の駅・霞ヶ関駅を拠点中心として、快活に明るく活動している

 ボーイスカウトの団が、川越第9団です。

 1975(昭和50)年4月に、友好団の支援と地域のみなさまの努力で発足した川越第9団は、

 今年で発団47年目を迎えるまでになりました。

 団の組織は、ヒーバー隊、カブ隊、ボーイ隊、ベンチャー隊、ローバー隊、と5つの

 年齢区分による隊と呼ばれる部門に分かれて年齢に応じたプログラムで活動しています。

 

 ヒーバースカウト隊は、毎月約2回、近くの笠幡公園と川鶴公民館を活動の場とし、

 時には電車に乗って近郊の山や公園ににハイキングに出かけたり、博物館巡りをしたりと

 スカウトの心が躍るようなワクワク、ドキドキした楽しい活動を展開し、子どもたちの

 心身健やかな成長を育んでいます

 

 カブスカウト隊は、児童期における少年たちの発達に応じて、必ず身につけると良い資質

 将来より良い社会人としての基礎を修得させ、次の成長段階であるボーイスカウト隊へ

 つなげて行くことを目的として、毎月約2回のカブ隊独自の制度である組集会活動で体験

 したことを、月1回の隊集会の場で発表し、「いつも元気」に活発にプログラム展開を

 しています。

 

 ボーイスカウト隊は、少年少女たちが社会人としての資質を向上させるために、ボーイ隊

 独自の制度である「班」に所属し、自発性を高め自分たちで物事を決め、そこから一人

 ひとりが果たすべき責任を受け入れ、自分たちでハイキングやキャンピングなどの様々な

 野外活動に取り組んでいます。

 

 ベンチャースカウト隊では、活動の目標として、自分の人生を自分の力で切り開き豊かな

 人生を送るために自ら考え、自ら判断し、行動に責任を持つことができる人間的成長を

 目指して活動ます。

 具体的な活動例は、毎年リレー形式で、松尾芭蕉が著した「おくの細道」を、2泊3日の

 移動キャンプで辿るプロジェクトに取り組み、精神的、肉体的に人間性を高めるために

 日本中を駆け巡って活動しています。それがスカウトの人間的に進歩につながっていて

 日常のスカウト活動のプログラムは、スカウト運動の8つの基本要素が相互に組み合わ

 されたスカウト教育法によって展開されています。

 その一つの進歩制度とは、ボーイスカウト進級課目の最高峰の「富士スカウト章」を

 目指しています。ベンチャースカウト隊では、最高峰の「富士スカウト章」の授章者が

 発団以来47年の歴史の中で、25名以上誕生しました。

 

 ローバースカウト隊は、スカウト自ら実施する自己研鑽と隊が行う奉仕活動、その他の

 社会活動に取り組み、社会に奉仕する精神と体力を養うことを目的に活動しています。

 スペインにあるサンティアゴ巡礼の道800kmを、2か月かけて踏破する旅を実施した

 スカウトもいます。